使い捨てのまな板シートは、肉や魚を切る時の衛生面やまな板の汚れが気になるときに活躍してくれる便利グッズ。
また、アウトドアでも荷物が少なくてすんだり、いちいちまな板を洗わなくていいということで使ってる方も多いんじゃないでしょうか。
今は100均各社からも発売されていて人気の定番商品にもなってます。
私も大きい肉や魚を切るときに使ってますが、いろんな100円ショップのまな板シートを試してみたくなるくらい気に入ってしまいました。
そこで今回は、私が実際に使ってみたダイソー・セリア・キャンドゥそれぞれのまな板シートの使い勝手やコスパなどの比較報告をお届けします。
※価格は全て2022年10月現在、税込価格です。
まな板シート ダイソー
まずは、ダイソーのまな板シートの箱入りタイプ。
ダイソーは抗菌剤入り。
箱入り
抗菌剤入り
サイズ:24cm×3m
価格:330円
JANコード:4550480090832
スライドカッター付きでカットも楽チン。
参考までに、わが家の木のまな板は約24cm×38.5cmで、一般的な普通サイズだと思います。
ちょうどいい感じ。
まな板シートは凸凹のある面が上で、上になる方が内側に巻かれているので、端っこがクルンとなりますが使いにくいほどではないです。
鶏もも肉(4枚分)を一口サイズに切り分けました。
鶏もも4枚分ですから、かなりガシガシ何度も包丁を使ったので包丁跡は付いてるけどシートは切れてない!
実を言うと最初はそんなに期待してなかったんだけど、シートが切れなかったのには感動〜
ただし、包丁の刃先を強めに入れると・・・切れちゃいます。
お肉の筋切りや魚をさばくときには要注意ですね。
ダイソーは詰め替え用もあり
ダイソーのまな板シートは詰め替え用もあります。
サイズ:24cm×3m
価格:220円
JANコード:4549131990690
長さも箱入りのものとまったく同じで110円安い220円!
箱は繰り返し使えるしっかり丈夫な作りなので、詰め替え用があるのはコスパ的にもありがたい。
⇒ ダイソーまな板シートのケース改造〜フタを開けずに出せる切れる!
まな板シート セリア
続いては、セリアのまな板シート。
セリアはシートのみで袋に入った状態で売られてます。
箱なし
サイズ:24cm×1.2m
価格:110円
JANコード:978446054481
110円で手軽に買えるのでお試しにもちょうどいい感じ。
ただし、ハサミで切る必要あり。
使うたびにハサミで切るのは地味に面倒なのでいつも使うサイズに最初に切っておくと便利
あと、ちょっと使いづらいと思った点は、巻きグセが強くて上に物を置いてないとくるくるになってしまうこと。
これを解消する意味でも、最初に切り分けて逆向きに巻いておくと良いと思います。
シート自体の性能はダイソーと遜色なく、鶏もも肉をザクザク切り分けた包丁跡は付いてますが・・・
切れてなーい!
ですが、包丁の刃先を強く入れると・・・やっぱ切れます。
セリアのまな板シートは、巻きグセが強いのを除けばダイソーのと変わらない使い心地。
箱なし110円と手軽でかさばらず、1個で普通のまな板サイズ4枚分取れるので、キャンプにもいいんじゃないでしょうか。
スライドカッター付きにしたい場合は、カインズから出てるまな板シートケースとか、ダイソー・キャンドゥの24cm幅の箱も使えます。
まな板シート キャンドゥ
キャンドゥのまな板シートは、440円と330円の2種類ありました。
●写真上
箱入り
抗菌
サイズ:30cm×3m
価格:440円
JANコード:4545244590864
●写真下
箱入り
サイズ:24cm×1.5m
価格:330円
JANコード:4589434225136
どちらも箱入りで、スライドカッター付き。
好きな長さに引き出してスパッと簡単に切れます。
440円・抗菌カッティングシート
ではまず、440円のまな板シートから見ていきましょう〜。
今回のまな板シートの中で最高値ですが、シート幅が30cmの大判サイズはこれだけだし、抗菌、耐熱温度110度と高品質感あり。
これ以外の耐熱温度が記載されていたまな板シートは80度でした。
耐熱温度が110度あるから調理後のお肉や野菜でもちょっと冷ませば大丈夫そう
あと、これ以外のまな板シートは上になる方が内側に巻かれているのに対して、これは上になる方が外側になってるのでまな板に置いた時の落ち着きがいいです。
食品が触れる部分が外側っていうのが気になるかもしれないけど、抗菌タイプなのでまあ安心かと
まな板を全部覆いたい方には安心なサイズ。
この向きで使えばちょっと節約。
ウチのまな板だと幅が足りないけど、30cmもあれば食材がはみ出ることもまずないでしょう。
440円だけあってシートの厚みも十分あり、安心して食材をさばけます。
包丁の跡もほとんどつかないくらいなので安心感は一番!
もちろん、シートは切れてないのでまな板も綺麗なままです。
ですが、やはり包丁の刃先で強く引くと切れてしまうのは同じ。
330円・カッティングシート
続いて330円の方をチェック。
シートの端っこの丸まりもほとんどなく安定。
同様に鶏モモ肉4枚を一口大にさばきます。
こちらも包丁跡は見えるもののまったく切れてません。
で、刃先を強く入れると切れるのは他のと同じ。
他のまな板シートと比べても性能面では問題無しですが、長さ1.5mで330円は少々お高いかな〜。
100均まな板シート比較
100均のまな板シート各種は、厚みや幅などに違いはありますが、どれも性能的には問題なく使えるものばかりでした。
となると、あと気になるのは1個で何枚取れるのかとかコスパですよね。
と言うことで、各100円ショップのまな板シートのサイズ、価格、使用回数、1回あたりの価格などの比較を表にまとめました。
使用回数と1回あたりの価格は、1回あたり30cmでカットした場合。
※キャンドゥの440円商品のみ、30cm幅を横にして縦24cmでカットした場合とします。
まな板シート比較表
ダイソー | ダイソー 詰め替え用 |
セリア | キャンドゥ 440円 |
キャンドゥ 330円 |
|
サイズ | 24cm×3m | 24cm×3m | 24cm×1.2m | 30cm×3m | 24cm×1.5m |
税込 価格 |
330円 | 220円 | 110円 | 440円 | 330円 |
使用 回数 (1回30cm) |
10回 | 10回 | 4回 | 12.5回 | 5回 |
1回 あたり 価格 |
33円 | 22円 | 27.5円 | 35.2円 | 66円 |
備考 | 抗菌剤入 | 抗菌剤入 | 耐熱温度 80度 |
抗菌 耐熱温度110度 |
耐熱温度 80度 |
まな板シートコスパ順位
1位:ダイソー詰め替え用
2位:セリア
3位:ダイソー(箱入)
4位:キャンドゥ440円商品
5位:キャンドゥ330円商品
性能的にほぼ同じと考えればコスパは、ダイソーの詰め替え用が1位。
ダイソーの箱入りは3位ですが、2回目からは詰め替え用にすればコスパはどんどん良くなりますね。
ということで、総合的に見ればダイソーのまな板シートが一番お得ということになりました。
私個人としては、キャンドゥの440円の方は抗菌で厚みもしっかり、耐熱温度も110度で品質的には一番上等な印象を持ちました。
今のところキャンドゥからは詰め替え用が発売されてないので、今後登場すればコスパもさらにアップ!
キャンドゥの詰め替え用出してほしいな〜
まな板シートの厚みについて
ダイソー、セリア、キャンドゥ330円は触った感じではほぼ同じくらいの厚みと思われますが、キャンドゥ400円は一番厚みがありしっかり。
それぞれ模様が違うのも面白い。
ダイソーは若干薄いのか柔らかめな気もするけどその分、捨てやすいというメリットもあり。
キャンドゥ440円は厚みがあってしっかりしてる分、捨てるときにかさばるのとゴミ袋が薄いポリ製だとゴミ袋の方が破けることがあるという難点もあり。
100均まな板シートまとめ
100均のまな板シートは、性能の面で言うとどれも遜色ないという感想になりました。
あとは使う頻度によってコスパ重視か買いやすさ重視か。
または、ちょっと高くても厚みがある方が安心とか、使い勝手も好みがあるでしょうし、使う場所、まな板のサイズなどで選んでみてくださいね。
参考までに私なら、日常的に使うならダイソー、キャンプだけで使うならかさばらず手軽なセリア、大きなサイズのまな板に載せるならキャンドゥの幅広タイプって感じでしょうか。
キャンドゥの幅広タイプに詰め替え用が出れば日常的に使うのにもいいかなってところです。
唯一、キャンドゥの330円商品は品質に問題はないものの選ぶメリットを見つけられなかったのが残念です。
⇒ ダイソーのちょこっとまな板で使い分け楽々!全サイズ使い比べてみました
外箱改造でさらに使いやすく!
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