仕事や子育てで忙しい毎日を送っていると、買い物もできればまとめて済ませてしまいたいですよね。
私もフルタイムで働いていた時は土日にまとめ買いと作り置きの生活でした。
今はパートですが時間を有効に使えるのでこの習慣のままです。
でも、まとめ買いすると肉・魚は冷凍しなきゃだし、食品保存袋を使ってもキャベツはすぐ黒ずむ・・・
で、先日100均セリアで真空パックを見つけて飛びついちゃいました!
今回は、セリアの手動ポンプ真空パックの使い方やわが家での使用例をご報告いたします。
ダイソーやキャンドゥにもありますよ〜!
真空パックは手動式なら100均で買える!
食品を長持ちさせる保存方法とか調べてると、できるだけ空気を抜いて・・・ってよく書いてますよね。
それの究極形が真空パック保存ってことになるんですが、真空パック機がめっちゃ欲しいってほどでもない・・・。
なんて思いながら数十年・・・
ついに、100均で真空パック器が買える時代になりました!
セリアで見つけた食品圧縮袋用手動ポンプと食品圧縮袋。
一揃い買っても300円(税別)!
ポンプは手動式ですが、100円はありがたい。
【手動ポンプ】
JANコード:4978929480196
材質:ポリプロピレン、シリコーンゴム
サイズ:約H14×W4.5×D3.5cm
袋はサイズ違いで2種類。
袋のジッパーを閉じるためのスライダー付属。
【左:HW-2018(3枚入り)】
JANコード:4978929480189
サイズ:約H22×W21cm
【右:HW-2017(2枚入り)】
JANコード:4978929480172
サイズ:約H34×W30cm
【共通】
材質:ポリアミド、ポリエチレン
耐熱温度:80℃
耐冷温度:−15℃
真空パックの手動ポンプ使い方と使用例
真空パックで保存するといえばやっぱり肉と魚がまず思い浮かびますよね!
牛肉の切り落としを小分けにしたものでやってみましょう〜!
食品圧縮袋には、食品をそのまま入れることもできますが、ドリップ(肉汁)予防と汚れ防止にラップに包みました。
お肉を入れて、スライダーをスライドさせてジッパーを閉じます。
ジッパーはスライダーを使わなくても手でプチプチ閉じていくこともできるので、もし無くしてしまっても大丈夫ですよ〜。
ブルーの脱気バルブに食品が重ならないように注意!
今回は余裕ですね。
青い丸印の脱気バルブに合わせて手動ポンプをまっすぐ立てて・・・
ハンドルを上下にシュコシュコ動かすと空気が抜けていきます。
引っ張る時に空気が抜ける「シュッ」っていう音がするので、ポンプを抑える力を加減しながらコツをつかんでいきましょう〜!
ハンドルを引っ張るのがきつくなったら完了!
青い部分の穴を指で押して密着。
どうでしょう?
手動ポンプでも結構ちゃんと真空パックらしくなるもんですね〜!
すごーい!
通販で買ったお肉みたい〜
袋にはメモスペースもありますが、繰り返し使うつもりなのでマステやシールでメモ。
ちなみにこれも100均商品ですよ〜。
大きい方の袋と比較。
ステーキ肉とかサンマくらいの大きさかな。
今回の分は冷凍庫行き。
平らに置いて凍ったら立てて収納します!
真空状態にすることで冷凍焼けを防止、賞味期限も長くなる!
うれしいわ〜
あ、スチールトレイ敷くの忘れてる。
参考までに、金属製のトレイを下に敷いておくと早く凍るので肉の旨みが逃げにくいのです。
キャベツの変色実験
カットしたキャベツってラップに包んでてもすぐに黒く変色するのが悩みの種なんですよね。
試しに変色したとこを切り落としてから真空パックで保存してみたら・・・
4日後でも黒ずんでなーい!
千切りにして食べたけど、味も悪くなかったですよ。
野菜の下ごしらえを保存
ちょっとしたことなんですが、野菜をカットする手間を省ければ時短になるよねってことで、玉ねぎとマッシュルームをパック。
明日はハヤシライスです。
玉ねぎだけなら袋収納でも大丈夫だけど、マッシュルームは痛みや変色しやすいので真空パックだと安心。
野菜室に立てて収納できました!
コンパクトでかさばらないのもよいですね。
なお、野菜(今回は玉ねぎ)は空気を抜きすぎると潰れてしまうのと、汁が脱気バルブまで吸い寄せられてきたのでほどほどのところで空気抜きはストップしました。
でも実は、生野菜は真空パック保存には向かないんだそうです。
理由は下の「真空パックに向かないもの」に書きましたが、私の結論としては数日ならOKとしました。
真空パックの使い方いろいろ
真空パックに適した食材は、
・肉
・魚
・茶葉
・ナッツ
・ドライフルーツ
などなど。
いろいろ試してみてくださいね。
また、料理の下味付けは空気を抜くことで短時間で味が染み込みます。
真空にする手間を差し引いても時短になりますね!
カットした野菜は、数日後に使う分くらいなら変色せずに便利に使えると思います。
真空パックに向かないもの
コーヒー豆や生野菜など、俗に呼吸していると言われるものは真空パック保存には向かないそうです。
圧縮袋の裏面にも「保存中にガスが発生するものは袋が膨らんだり味を低下させる恐れがある」と書いてありました。
また、生野菜などは発生したエチレンガスが回って味が落ちることもあるとかなんとか。
でも、実際キャベツが黒ずむのを防ぐことはできたし、私は短期間での保存ならアリかなと思ってます。
カットしたマッシュルームもきれいだったし、2〜3日くらいで自分が食べて不味くなければOKでしょ!
真空パックの袋は繰り返し使える?
圧縮保存袋は、2枚または3枚で100円ですが、使い捨てだともったいないというかコスパが高いとは言えないかなと思うわけです。
で、裏面の注意書きを何度も何度も読んでみたんですが、使い捨てとも繰り返し使っちゃダメともどこにも書いてない。
ジップロック系は衛生面から基本使い捨てが推奨されるのは知ってるけど、私は繰り返し使ってるし
念のため言っときますと、ジップバッグを繰り返し使う時には、衛生面で以下のように配慮はしております。
●食品はラップに包むかビニール袋に入れてからジップバッグへ
●きれいに洗ってしっかり乾かす
●使う前に除菌する
で、圧縮保存バッグの場合、繰り返し使う上で注意するのはやっぱり脱気バルブ周辺。
注意書きには「脱気バルブは外側から液体をかけると破損する恐れがある」など、脱気バルブに関する注意書きがたくさん。
実はさっき3回目使ってみたんですが、あまり気にせず洗っちゃったためか若干吸い込みにくくなってる感じはします。
残りのやつは脱気バルブに気をつけて洗うようにしなければ。
食品用真空パックはダイソーやキャンドゥにも
今回買った真空パックの手動ポンプと袋はセリアでしたが、同じものがキャンドゥにもあります。
ダイソーにも同様の商品がありますよ〜。
ダイソーの食品用真空パックもサイズ違いで2種類。
手動ポンプ単体は無くて、袋2種類とセットで300円。
100均真空パック手動ポンプと袋まとめ
100均で真空パックができるとは、ほんとに100円ショップの進化ってすごいですよね。
ただし、この記事ではわかりやすいように真空パックって書いてますが、完全に真空というわけではないことだけは心に留めておいてくださいね。
実際、セリアの商品名は「食品圧縮袋」ですし。
実は、機械式の家庭用真空パック機(フードシーラー)などでも100%真空にできるわけではないようです。
機械でもできないんだから100均の手動ポンプならなおさら。
ですが、手で押して空気を抜くよりもかなり真空に近い状態に簡単にできるのは確かです。
ほぼ真空状態にすることで食品を長持ちさせることはできますし、食品を圧縮すれば冷蔵庫の中もすっきりします。
お肉の冷凍焼けを防いだり、料理の下味付けや数日後に使う野菜を切っておく・・・
などなど便利に使えることもいっぱい!
ぜひ自分に合った使い方を見つけてみてくださいね!
店内写真はお店の許可を得て、撮影・掲載しています。
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