100均セリアと学研がコラボした夏休みの自由研究「テンセグリティ」が面白そうだったので作ってみました!
硬い材料と引っ張る材料を組み合わせてできる不思議なオブジェのテンセグリティ。
材料は100均で揃うものや家にあるもので簡単にできます。
今回は、アイスの棒6本と輪ゴムでテンセグリティを作った行程をご報告いたします!
ビニールテープがずれて形が崩れてしまう場合の補強もやってみましたので参考にしてくださいね。
テンセグリティ6本の作り方
テンセグリティとは、かたい材料と引っ張る素材を組み合わせて作る構造物のこと。
棒が宙に浮いたようで今にも崩れそうな形なのにちゃんと構造物として成り立ってる不思議な物体です。
2018年のセリア×学研の「なぜなに科学工作チャレンジ」でテンセグリティという名前を知り、作ってみたいな〜と思ってたんですよね。
で、ふと食べ終わったアイスの棒を見て「これで作ってみよう!」と思い立ちました。
セリアの店頭からもらってきたレシピを参考に早速作ってみます。
用意するのは、
●木のスティック 12本
●輪ゴム 6本
●ビニールテープ 3色
木のスティックはダイソーのもので、アイスの棒として使った後のものを再利用。
輪ゴムは家にあったもので、わかりやすいように3色用意。
カラーのビニールテープのみセリアで買ってきました。
工作に必要なのは、ハサミと定規、ペン。
では、工作スタート!
最初に、木のスティックにビニールテープを巻く位置の目印をつけます。
これはやらなくても目分量で大丈夫ですが、あったほうが揃いやすいです。
まず、木のスティックに端から10mmの所に目印、これを2本分。
写真では、思いっきり間違って20mmの位置に書いてますが、レシピでは10mm。
でも厳密な決まりではなくて、全ての棒が揃ってればいいので適当でOK!
目印を入れた2本で残りのスティックを挟んで、一気に目印を入れます。
2本のスティックを横に2mmほどずらして、目印の位置でビニールテープを巻いて止める。
スティックのずらしを戻すとすき間ができるので、そこに輪ゴムを挟む。
またしても私、間違って輪ゴム2本かけてますが、輪ゴムは1本でいいです。
なんか初っ端から間違いだらけで、先が思いやられるわ・・・。
でも、難しいことはやってないんですけどね〜。
6本のパーツができ上がりました!
テープを巻く位置は端から10mmに修正してます。
って、よく見たら一番上の青いテープが輪ゴムに負けて内側にずれてるし・・・もうっ今日は調子悪いな〜。
ということで、ビニールテープは上からこすってスティックにしっかり固定しておきましょう。
後半で、ビニールテープがずれにくくなる補強もやってみましたので、参考にしてくださいね〜。
テンセグリティの作り方 輪ゴムで簡単
いよいよパーツを組んでいきます!
なんだか難しそうなテンセグリティの引っ張りのバランスも輪ゴムを使うと簡単にできるみたいですね。
オレンジのスティックの輪ゴムをグリーンにかけます。
上と下、それぞれにかけるとこうなります。
次に、グリーンのスティックの輪ゴムをブルーにかける。
同じようにグリーンの下にもブルーを・・・。
ああっ〜。
輪ゴムが外れて分解・・・。
あっちこっちかけてるうちに、輪ゴムが外れて分解してしまう〜。
そこで、秘密兵器登場!
洗濯ばさみ〜!
セリアの説明書にはテープで止めるといいと書いてあったんですが、止めたり外したりが面倒だったので、洗濯バサミだと楽です。
最後に、ブルーのスティックの輪ゴムをオレンジにかけて、できた〜!
抑えると、ぺったんこになって、離すと元に戻ります。
おもしろーい。
ただし、輪ゴムの強さに差があったのか、戻った時にちょっといびつになってしまいますが、まあいいか。
アイスの棒で工作 作り方のコツは?
思ったより簡単にできて満足のテンセグリティでしたが、2日ほど飾っておいたらアイスの棒がずれて崩壊寸前に!
これじゃ自由研究の発表まで持たないじゃないか〜(私は発表ないけど)。
ビニールテープの巻き方がちょっとゆるかったようです。
一度全部分解して作り直し。
今度は、ビニールテープを長めに切って、まずアイスの棒に半周ほど巻きつけて滑り止めに。
ここに、もう一本のアイス棒をずらして重ね、
ビニールテープを軽く引っ張りながらしっかり巻きつけます。
補強と飾りを兼ねて真ん中にも色違いでテープを巻き、輪ゴムをかけてパーツ完成。
テープをきつめに巻いたため、輪ゴムが入りにくいですがこれくらいしないと持たないっぽい。
これは、ビニールテープの粘着力が弱いのか、アイスの棒との相性が悪いのか・・・。
再度組み立てて、できあがり。
輪ゴムがきつめにはまっているためか、今度は洗濯ばさみ無しであっという間に組み立てられました。
調子に乗って、ストローで12本のテンセグリティも作ったりして。
⇒ ストローで作る12本テンセグリティはこちら!
材料はストローと輪ゴムのみ。
少々雑な作り方ですが、ちゃんとボール状の立体になりましたよ。
まとめ
当ブログ内の100均商品を使った自由研究関連の記事は、こちらのまとめから読むことができます!
一見複雑そうに見えるテンセグリティですが、構造は意外と単純。
でも、それぞれのパーツが絶妙なバランスで保たれてるのが不思議です。
簡単だけどすごい工作に見えるテンセグリティは、子供の夏休みの工作にもぴったり。
これで建築や科学(構造力学?)に興味を持つ子もいるかも?
お部屋のオブジェとしても面白いので、色んな素材で作るのも楽しそうですね。
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