手作りチョコレートをおしゃれに仕上げる便利グッズ「転写シート」は、誰もが一度は使ってみたい・使ったことがあるってくらいの人気商品。
でも、チョコレートのサイズに小さく切ったり、押さえつけすぎてチョコがいびつになったり・・・。
意外と取り扱いに面倒な部分もあるんですよね。
今年はどんなバレンタインチョコレートを作ろうかな〜と思っていたところに、ダイソーにチョコレートの転写シートが簡単に使えるようになる専用トレーがあると聞きつけ、購入してまいりました!
今回は、専用トレーのレビューと作ったボンボンショコラ、簡単なラッピングまでご報告いたします!
フィリングに入れたマシュマロコーヒーヌガーの超簡単レシピもありますよ〜。
チョコ転写シート専用トレー
今回のボンボンショコラ作成にあたり、用意したのはこちら!
左半分は100均商品、右半分は100均以外でチョコの中身用です。
で、こちらがその「チョコプリントシート用専用トレー」というもの。
チョコレート型兼用で、バシッときれいな四角のプリントチョコが簡単に作れるらしい。
チョコプリントシート用専用トレー
入ってるのはチョコレート型のみで、転写シートはお好みのものを別に用意する必要があります。
まずはちょっとした工作、パッケージ裏面を見ながら箱と仕切りを組み立てるだけ。
仕切り用の枠は切り込みを組み合わせるだけですが、きっちり奥まで挿し込まないと最後チョコがうまく外れない原因にもなるので、
しっかり押さえて浮いている部分がないようにしておくのがポイント!
はい、出来上がり!
これで12個のプリントチョコができるってことね。
今回使ったチョコプリントシートは、サンリオのシナモンロール。
少々失敗しても絶対可愛くなる強い味方。
プリントシートのザラザラの面を上にしてトレイにセット!
ザラザラ面は裏面ってことです。
さずが専用トレー。
サイズぴったり。
では早速、作っていきます!
転写シートを簡単きれいにプリントできる!
専用トレーの説明には「チョコを流し固めるだけで簡単にプリントチョコが〜」みたいなことが書いてあるんですが、全部チョコレートにしたら硬くて歯が折れるようなシロモノができてしまう・・・。
ってことで、中にビスケットやヌガーを仕込むことにしました。
目指せチロルチョコ!
今回使ったチョコレートは全部100均のもの。
左のスイートチョコレート(50g)がセリア、右のカカオ70%まるチョコ(55g)がダイソー。
合計155g使用。
チョコレートの選択はお好みで。
私は甘ったるいのが苦手なのでややビター気味にしたつもり。
で、なぜバターがあるのかというと、油分を補うと面倒なテンパリング不要になるらしいと言う情報が!
ミルクチョコ100gに対してサラダ油小さじ1.5くらいを一緒に溶かせばいいらしい。
無塩バターを使うというレシピもあり。
サラダ油にやや抵抗があったので、バターを使うレシピを採用。
チョコ100gに対して無塩バター4gくらいだそうです。
今回はチョコレート155gなので、無塩バター6gくらいね。
耐熱容器に入れて、都度混ぜながら電子レンジ500Wで30秒×2回、様子を見ながら追加で10秒×数回。
ゆっくりゆっくり溶かしていく。
あら、初めて電子レンジでやったけど、ツヤがあって結構いい感じかも。
いよいよ専用トレーに流し込んでいきますよ〜。
今回は中にビスケットなどを仕込むので2段階に分けてチョコレートを流し込みます。
トレーの右にチラッと見えてる茶色いのは、最初にチョコを入れる量の目印に貼ったマステ。
底から1.5mmくらいかな。
専用トレーにチョコを1/4くらい流し入れ、トレイを傾けつつ全体に行き渡らせる。
勢いよく傾けたりするとチョコの流れにくっついてシートがずれる恐れがあるので優しくね〜!
型の底を軽く叩いて空気を抜き、仕切り枠を底までしっかりはめ込む。
仕切り枠をしっかり底に定着できてるか心配だったので、念のためバットとお皿で重石。
冷蔵庫で30分くらい冷やし固める。
この間、残ったチョコレートが固まらないよう、ぬるめのお湯で湯せん。
表面が固まったら、残りのチョコをスプーンでちょんちょんと乗っける。
これは今回フィリング(チョコの中身)を枠ぎりぎりの大きさにしたかったのでずれないようにノリ代わり。
コーヒーヌガー、ビスケットチップ、ビスケットを入れる。
仕切り枠にくっつくと中身が見えるので注意(真ん中のビスケットチップは見えていいということにしました)。
残りのチョコをスプーンで均等に注ぐ・・・あ、ちょっと足りなかった・・・。
ま、いっか。
フィリングを入れた上で型の高さいっぱいくらいまでチョコを流し込むならチョコは200gくらい必要ってことですね。
型ごと上から台に落としたり、底をパンパン叩いて空気を抜く。
冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
私はなんだかんだで2時間ほど放置。
ひっくり返して外型から外したところ。
うっすら12分割の線が見えてる〜。
これはきれいに分かれる予感!
そーっとフィルムをはがして・・・。
おお〜きれいにプリントされてる〜。
ドキドキしながら角の一個をそーっと持ちあげると、パキッときれいに取れた!
(指紋防止のため手袋使用がオススメ)
残りは、仕切り枠をはがしつつ、一個ずつ取り外していきます。
全部きれいに取れた〜。
パキッときれいな正方形・・・いや、やや長方形(笑)。
2段階に分けたところに線が入っちゃったけど、ビシッとした側面。
じっくり見ると角が欠けてたりしますが、この出来上がりなかなかのもんではないでしょうか。
プリントチョコのラッピング
簡単にラッピングしてみました。
1個が3cm角オーバーの大きめサイズなので、友チョコの人数が多いなら1個でもいいかも。
かわいさを前面に出した透明ラッピングやワックスペーパーのキャンディ包みがぴったり!
ワックスペーパーできっちり包んでマステでひと巻きもチロルチョコっぽくてかわいい。
アルミホイルも手軽でいいですよね。
生チョコボックスに入れてみたらちょっと中途半端なサイズ。
中にトレイがあるプリントチョコ用ボックスだとぎりぎり入りました。
転写シートはダイソーがサイズぴったり
簡単に失敗なくきれいなプリントチョコが作れるダイソーのチョコプリントシート用専用トレーですが、これ、ダイソーの転写シート専用なんです。
セリアやキャンドゥにある転写シートはややサイズが小さいので、使えなくはないですがプリントのない部分ができますのでご注意を!
トレーのサイズは、100×120mm。
単純計算で、33×30mmのチョコが12個作れます(チョコの実寸は若干小さくなりますが)。
細かいことを言えば、仕切り枠の位置によって大きさにばらつきがあるのと、紙が歪みやすい点がややマイナスかな〜。
真ん中列の4つはほぼ正方形なんですが、外側2列の8個は長方形ぎみになっちゃうんですよね。
これは商品の個体差なのか、作りがやや甘いのか。
まあこれは作る側のこだわりなので問題はないっちゃあない。
というか、100円プラスすればこんなにキレイなスクエアチョコができてしまう方がすごいですよね。
フィリングを入れる場合の注意
チョコレートだけでは硬くて食べにくいものができてしまうので、中にフィリング(ガナッシュやヌガーなど)を入れるのがおすすめ。
または、2段階目のチョコにモルトパフや砕いたコーンフレークを混ぜ込んでクランチチョコにするのも手軽でいいかも。
今回2段階に分けてチョコを流し込んだのは、チョコレートを全部流し込んでからフィリングを埋めていくと、沈める深さの加減がわかりにくいのとチョコの量によっては型から溢れる恐れがあったから。
慣れてる方なら型の1/3くらいまでチョコを流し込んで仕切り枠を沈め、フィリングを軽く押し込んで上から残りのチョコでフタをする方法でも行けるとは思います。
また、チョコレートだけで作るなら50g〜60gぐらいで薄型チョコにするとおしゃれかな〜。
フィリング3種
ちなみに今回使用したフィリングは、左からマリービスケット、ダイソーのビスケットチップココア、マシュマロコーヒーヌガー。
森永のマリーはおなじみですよね。
サクッとした硬めの食感と程よい甘さがチョコと合います。
ただ、まるいビスケットなので四角に合わせるのがちょい面倒。
ダイソーのビスケットチップココアはコレ。
サクサクした食感とビターな味が面白かったです。
コヒーヌガーはマシュマロとフルグラを使った超簡単なレシピ。
チロルチョコを目指すならこれでしょ!
まあまあチロルチョコに近づけたんじゃないでしょうか。
フィリングの味を生かすにはチョコがやや甘かったかな〜というのはありましたが、美味しく食感も楽しめるチョコになりました。
【超簡単】マシュマロコーヒーヌガーレシピ
5分でできる超簡単コーヒーヌガー!
レンチンして混ぜた後は冷蔵庫にポイッで終わり!
<材料>
ホワイトマシュマロ:50g
無塩バター:10g
インスタントコーヒー:小さじ1
カルビーフルグラ:30g
<作り方>
1. 大きめの耐熱容器にマシュマロと無塩バターを入れ、電子レンジ600Wで1分加熱。
2. 1にインスタントコーヒーとフルグラを入れて混ぜ合わせる。
3. クッキングシートで挟んで適当な厚みに伸ばす。
4. 粗熱が取れたら冷蔵庫で30分以上冷やし固める。
5. 適当な大きさに切り分ける。
フルグラの量はお好みで。
30gだとヌガーたっぷりのやや固めの食感。
フルグラの代わりにナッツやドライフルーツ、ビスケットを砕いたものなどなんでもOK!
チョコ転写シート専用トレーまとめ
ビスケットなどをチョコでコーティングしてキレイな形にするのは型がないとできないし、さらにプリント付きとなると至難の技。
それが専用トレーを使うことで簡単に美しい四角形にできました!
12分割でやや大きさにムラはあるものの充分満足なクオリティの出来栄えでした。
中に入れるフィリングもガナッシュやゼリー、ナッツなど手作りでも市販品でも自分のレベルに合わせて選べばOK。
1個だけ違うものにして、パーティのくじ引きに使っても面白そうですよね。
手作り時間が楽しいものになりますように!
⇒ バレンタインまとめ
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